介護の事業所内での情報共有ではいろんなツールがあって、ツールを選定ポイントはわかったが、そこまでして情報共有しなくてはならないのか、何のためにやるのか、今一つ腑におちない、ということはありませんか?
本当に、チャットワーク等のSNSツール入れて経営上、何か嬉しいことあるの?という疑問をお持ちの管理者様、経営層の方向けにこの記事を書いています。
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・ユーザーの悩み1チャットワーク導入の経営上のメリットは?
・ユーザーの悩み2 どんな費用対効果があるのか?
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こういったご質問に実体験を交えてご回答したいと思います。
具体的に言いますと、利用者の家族の立場で、某訪問介護のサービス事業者の方に、チャットワークを使ってくださいとお願いしました。利用者がどのようなサービスを受けているのか、共有してほしかったからです。
今回は、利用者の家族から見た、情報共有の大切さ、チャットワークをどのように使えばこれが実現できるのか、についてお話します。じっくり読み込んでくださいね!
チャットワークを導入する経営上の利点
利用者の家族は、利用者自身がどんなケアを受けているのか気にしています。
介護施設に預けていても、コロナで会いにいけません。
デイサービスに預かっていただいても、訪問介護でどんなサービスを受けてるのか、利用者家族が遠くに住んでいれば特にそう思うでしょう。
そんな時に、提供したケアの内容や、普段の様子、変わったことがなかったかなどを第三者が報告してくれることは、とても有難い、貴重な情報なのです。
具体的な事例でお話しましょう。
私事で恐縮ですが、先日事情があり訪問介護の会社を変えることになりました。
変更前の会社は、必ずケアの記録を残しておいてくれました。紙で3枚複写。実際の父の様子がわかるので、このケア記録は本当に有難かった。
ところが、新しい訪問介護の会社は、記録システムはありましたが、外部の方に見せるような仕組みがない、というのです。
これは正直がっかりしました。
変更前の会社がやってくれていたように、介護記録を共有してくれるのは、当然だと思っていたからです。
家族の安心感とともに、その事業者さんがどんなことをしてくれているのか家族は知りたいのです。
そこで、チャットワークでケア記録のサービスを画像でショットを撮り、それをチャットワークに投稿していただくようにしました。
その結果、訪問介護の会社が細かく利用者を見ていてくださることがわかりました。
チャットワークでのケア記録の共有がご利用者の家族の満足につながったわけです。
結果的に、サービスへの信頼が増すことになります。信頼感があれば、サービスの解約、変更等が起きにくい。
そして、状況がリアルに利用者家族に伝われば、家族への報告文書やお便りなどは不要になります。
目立たぬことですが、デイサービスや訪問介護における介護記録の共有は、利用者の継続につながる有効な手だてだということを、事業者の方に理解していただきたいのです。
システムを変える必要なく、今すぐ使える
このように、ケア記録を利用者家族に共有するのに、既に導入している記録システムを変える必要はありません。
既に介護事業所内の記録システムを導入している事業所にとっては大きなメリットです。
記録システムを画像にして張り付けるだけ。
それだけでご利用者家族は、ここまで細かくやってくれているんだということで、安心してくれます。
利用者家族には、実際に現場の担当がどこまでやってくれているのかは、想像がつきにくい。
記録をみせれば、それはすぐにつたわり、安心感につながります。
実際の作業は、PC画面で、画像ショット撮って貼るだけです。
このような利用者様の家族との連絡チャネルを持っておくと、お休みの連絡や、事業所からのお知らせは全てこのチャットでおわり、電話しなくてすみます。
電話は相手につながにくく、何度もかけなくてはならないことを考えるとはるかに手間が効率がよい。
また、連絡チャネルにケアマネさんを加えておくと、ケアマネさんとのやりとりが自然に蜜になり、新たな利用者獲得にもつながります。
リアルタイムでケアの情報共有をすると、利用者様のご家族に、介護のケアの実態を知ってもらい利用者の継続につながり、ケアマネさんとの連絡や情報交換が自然に蜜になり、ひいては経営の安定につながる可能性があります。
まとめ
いかがでしたでしょうか。 チャットワークを導入する経営上の利点と、すぐできる便利な使い方についてお話をしてきました。
チャットワークは、別の記事でご紹介したとおり、データが永久保存されます。
ですので、ご家族とのやりとりや大事な連絡が探せなくなったり、見つからないということがありません。
そしてメンバー構成も柔軟に変更できます。ケアマネさんやヘルパーさんの変更があっても
直ぐにチャットルームのメンバーを変更できます。
このように実態に即してすぐに使えるのが、チャットワークの特長です。
具体的な使い始め、導入方法についてはトークルームで定期的にお話しております。
もしご興味をお持ちでしたら是非、こちらから導入手引きを差し上げています。記入欄に「導入手引書希望」と書いてご連絡ください。
チャットワークの利用方法・疑問点をいつでも訊けるTalkRoomもやっています。月に1回やってますので、気楽にご参加ください。
全国どこからでもリモートで参加できます。