管理者様の事業所運営を支え、
これからの介護を考える。

緊急時・事故の対応 知っておくべき4つのポイントについて

公開日:2021.09.14
最終更新日:2021.09.14

ご利用者・ご入居の体調不良に急変、転倒などによるけが等の突然の出来事について緊急時・事故の際の対応について管理者として知っておきたい4つのポイントをお伝えいたします。

1. ご利用者・入居者 急変時の対応

発見者のスタッフより、ご利用者・入居者が熱発による体調不良・転倒によるけがなどの理由により、意識の低下、急変、骨折の疑いが見られた場合は速やかに医療機関への連絡を行います。
それと同時に発見したスタッフへ利用者を安全な場所にて状態観察、不安にならないような声がけを行うように指示を行います。
事業所の状況(勤務時間帯(夜勤等)(医療スタッフの有無など)により緊急の対応が困難な場合は、救急車を手配し、病院へ搬送する。

2. 緊急連絡

急変時主治医・担当医師がいる場合には、速やかに連絡を行い、指示を受けます。

3. ご家族への連絡

緊急連絡先に記載している順に連絡を行います。
ご家族の気持ちなどを考慮しながら、事故の状況、身体状況を簡潔に説明し、搬送先の病院を正確にお知らせする。
夜間帯は、事業所・施設スタッフによる病院への同行ができない事をご家族へ伝えます。

4. 救急車依頼の電話

<応対>
救急です。
こちらの住所は、〇○○○○
「事業所名 〇○○○○」のスタッフの〇〇〇です。
ご利用されている〇〇〇〇様〇〇歳、(男性・女性)ですが、午前(午後)〇〇時から〇〇〇の状態です。

事業所電話番号:〇〇〇〇

救急へ伝える時はかなり緊張します。冷静かつ確実に状況をお伝えください。

5.事故報告書について

介護保険最新情報Vol.943(令和 3 年3月 19 日)にて介護保険施設等における事故の報告様式について発表されました。

wamネット:介護保険施設等における事故の報告様式等について(介護保険最新情報Vol.943)
https://www.wam.go.jp/gyoseiShiryou/detail?gno=7857&ct=020060090&from=rss

下記をクリックしていただければ事故報告様式がダウンロードが可能です。

事故報告書