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実地指導・監査で管理者が知っておくべきポイント 実地指導と指導のプロセスとは?

公開日:2021.09.28
最終更新日:2021.09.24

実地指導のプロセスとポイントについてご説明いたします。

実地指導と指導のプロセスについて

実地指導のプロセス(実施までの流れ)

•  実地指導実施日の約1か月前までに実地指導通知書が送られてくる
•  事前資料の提出 実地指導開催日の7日~10日前(おおむね)
•  実地指導(関係書類の確認、ヒアリング、講評)
•  指導後、約1か月後に結果通知が届く
•  文書指導の場合は結果通知から約2か月以内に改善報告書を提出する
参考資料:厚生労働省介護保険施設施設等の指導監督についてより抜粋

3.実地指導のポイント

運営指導

虐待や身体拘束に係る行為及びそれらが与える影響についての理解、防止のための取り組みの促進について確認を行う。
一連のケアマネジメントプロセスの重要性について理解を深めるためのヒアリングを行い、サービスの質の確保・向上が図られているか確認を行う

報酬請求指導

各種加算等について
報酬基準に基づいた実施体制の確保
一連のケアマネジメントプロセスに基づいたサービス提供
多職種との協働によるサービス提供の実施等 の基本的な考え方や算定条件に基づいた運営・請求が適切に実施されているか確認を行う

人員基準・設備・運営基準等の確認

雇用契約書、勤務表、出勤簿、資格証等により人員基準の確認を行う。
運営規定、重要事項説明書、業務日誌、サービス提供記録等により運営基準の確認を行う。
各種法令遵守の状況について確認を行う。